書籍案内

「ふと思うは神心、あれこれ思うは人心」

あなたは物事を決断する際に「ふとひらめくものを信じる」か「あれこれ考える」か、どちらの傾向が強いでしょうか?ふと感じる直感のようなものには明確な根拠はないものです。現実的なことを考え、正しい判断を下すには理性を大事にして、色々と考える必要もあるでしょう。

しかし、あれこれ考えすぎてしまって思考の渦に飲み込まれてしまい、心を乱し、どうにも動けなくなってしまう体験ありませんか?
また、今までの決断を振り返ったときに、「何となく」、「ピンときた」で進む方向性を決めた経験はありませんか?

人間にはみな、「インスピレーション」という力が備わっています。しかし、その力を知らない、認識していない、信じない、などなど様々な理由で活用していない人が多いものです。インスピレーションを鍛えることができる力だと学び、「ピンときた」から「ビビっときた」感覚を研ぎ澄まし、今後のキャリア形成に役立ててみませんか。

 

ビジネスに活かすインスピレーションの技法

 

インスピレーションについての本を書こうと思ったきっかけ

キャリアコンサルティングを実施する中で、共感が深まるとクライアントと共鳴する感覚がありました。相手の考えるやりたいことや理想像がイメージでき、強みや大事にしている価値観が鮮明に浮かび上がってくる、そんな感覚です。次第に「この感覚は何のか」、「なぜこういうことが起こるのか」が気になってきました。

その答えを見つけるために東京での生活に区切りをつけ、家業を継ぐために地元に戻り、取次師(神様と人間をつなぐ役割)になるため、山ごもり修行に入ります。

そこで得た知見を言語化したのが本書です。スピリチュアルな要素にばかりフォーカスするのではなく、「ビジネスでインスピレーションをいかに活用できるのか」ということを主眼に書き進めています。

 

この内容を動画でも配信しています。

 

この本を読んで欲しい方

インスピレーションは目に見えない力です。科学的に証明できない力です。しかし、「目に見えない」からといって「存在しない」わけではないはずです。事実、我々の生活でも、「愛」や「友情」や「信頼」といった大事なことは目に見えないもの。目に見えないものを大事にすることができる「心」になれば、見える視点が変わり、感じ取るアンテナも強くなります。

 

「企画や戦略推進を担当している人」や「仕事でより成果を出したい人」はもちろんのこと、「今の仕事が天職がわからない人」、「やりたいことを見つけたい人」、「なかなか一歩踏み出せない人」のお役に立てるはずです。インスピレーションの源泉を知り、インスピレーションが生まれるプロセスを認識することで、新たなインスピレーションが生まれやすくなりますから。

 

試し読みをしてみたい方は、noteで第1章を無料公開しています。

https://note.com/gokigenbook/n/n1bd15fe636ce

 

 

ビジネスに活かすインスピレーションの技法~感覚を研ぎすます9つの方法~

ビジネスに活かすインスピレーションの技法

【目次】
第一章 なぜ今、インスピレーションが必要なのか
・時代に応じた最新版ビジネスパーソン像とは
・不確実な人生には論理力よりインスピレーション
・会社で成果を出し続けるために必要なもの
・試練や困難、苦しいときのインスピレーション解決法
《インスピレーションがひらめくコツ①》インスピレーションには鮮度がある

第二章 インスピレーションとは何か
・インスピレーションは誰もがもっている力
・インスピレーションと脳科学
・インスピレーションの根源
・インスピレーションが生まれて育つまで
《インスピレーションがひらめくコツ②》あえて言葉を使わずにアウトプットする

第三章 ビジネスパーソンこそインスピレーションを活用しよう
・リーダーこそインスピレーションを
・マネージャーに必要なインスピレーション
・顧客に選ばれるビジネスパーソンになる
・やりたいことを見つけたい人のインスピレーション
《インスピレーションがひらめくコツ➂》根を広げる ~教養としての思想・哲学・宗教~

第四章 インスピレーションを呼び起こす9つの方法
1:あえて不自由な状況に身を置く
2:妄想の世界で遊ぶ
3:完成された世界観に浸る
4:質問の力を活用する
5:書き出して「見える化」する
6:身体を動かす
7:信頼できる他者と対話を重ねる
8:祈る
9:天地大自然と共鳴する
《インスピレーションがひらめくコツ④》枝葉を茂らせる ~身体を整え土台を築く~

第五章 インスピレーションをより高める「心磨き」について
・祈りの技法で心を磨く
・さまざまな祈り
・天地大自然の恩を知る
・ご先祖様! 縦の系図 ルーツを知る
・日常生活を「実意丁寧」に過ごす
《インスピレーションがひらめくコツ⑤》共同体のひとつとしての自分