今なおも続く新型コロナウイルス。
望む望まざるに関わらず我々の生活は大きく変わらざるを得ない状況である。
今までいつでも出来た飲食店での飲み会は気軽に出来ない空気感。
不要不急の外出は自粛が求められ、ステイホームという言葉は耳にタコができるくらい聞いてきている。
あなたはそんな抑圧された環境をどう感じていますか?
フラストレーションが溜まっていますか?それともチャンスだと感じていますか?コロナ禍だからこそできるキャリア形成について考えてみませんか。
大波のコロナに真正面から立ち向かうことはやめよう
コロナには圧倒的なパワーがあります。
今は少しずつワクチンが普及しつつあるので抑え込めているようにも感じますが、変異を続けるウイルスにどこまで立ち向かえるかはわかりません。
「そんなコロナに生活が壊されてたまるか!」
「ちょっとくらい外出してはっちゃけても大丈夫でしょ!」
外出をしたくなるかもしれません。でもそれはリスクが大きすぎます。
リターンは一時の快楽。リスクは一生続くかもしれない後遺症や命。
採算がとれない賭けにはのらないのが大事。
コロナは海の大波です。
サーフィンをするあなた。大波にのって気持ちよくなりたい!と思うかもしれませんが、波に向かって泳ぐだけでも体力は消耗します。
たとえ波をかいくぐれたとしても、そこから波に乗って浜辺まで辿りつける体力と気力が残っているかわかりません。
あなたがどんなに楽観的であっても、意志が強くても、すべてが思い通りにいくと思うこ不遜でしょう。だからこそ波に向かうのではなく、波に乗るべきなのです。
キャリアサーフィンで波に自分を合わせる
波に向かう、波に抗うのではなく、「波に乗る」のです。波に自分を合わせるのです。どうしようもない環境にいる時は、その流れに身を任せるという選択肢も重要な一つの選択肢になるのです。
外出ができないなら、自宅でできることを考えてみる。
外出できないということをネガティブに捉えるのではなく、外出できずに自宅にいれることをポジティブに捉えていくのです。
忙しい現代人がここまで「ゆったりと時間を過ごすことができる」というのは、よく考えるとなかったことではないでしょうか。
自分の知識や技術を向上させるための時間、家族との絆を深める時間、新しい趣味を見つける時間、何も考えずにぼーっとする時間。有限である時間を適切に使わないなんて勿体ない。
そもそもコロナに関係無く、今の時代は変化が激しい時代です。
今までの価値観だけに固執していると、それが足枷となってかえってキャリア形成に不本意な結果を招く可能性もあるもの。
決めつけず、うねりを見て波に乗ってサーフィンをするのです。
人間の知恵で波の法則を見つけようとするかもしれませんが波に法則なんてないもの。
そもそも人間の力では、どうやっても波を変えることはできないという事実を受け入れなければなりません。
であれば、今、我々がすべきことは、日ごろから自分を鍛え、どんな波にも合わせられる力を磨くことなのです。
予測不可能な偶然の波に乗る力を蓄えるのです。
いい波が来るまで待つ精神力。いい波かどうか見極める選球眼。いい波がきたら一気に乗る瞬発力。さらにその波に乗り続ける持久力。
すべてはいつかくるチャンスに備えて。
時代にあわせたキャリア形成を
先が読めない変化の時代には、コロナ禍のようなどうしようもない時代には、時代のうねりを見据えて次にくる波に自分を合わせる準備をする。
柔軟な思考を持ち、時には流れに任せ、時にはあえてゆったりと過ごしてみると思いがけない大きな波に乗る快感を味わうことができるかもしれません。
不安定な時代だからこそ、柔軟に楽しく、ゆとりをもって、そして持続的にキャリア・サーフィンをしていきたいものです。